また色の再現が難しい物を題材にして後悔しているlowsaltです。
でも入手する度にブログに載せてきたシリーズなので
これもご紹介しなければ私の気が済まない……
というわけで本日の主役は「キャップレスLS」です。
パイロット
「キャップレスLS」ラグジュアリーパープル
定価:35,000円+税
品番:FCLS-35SR-LXPU
ぺン先:18K ロジウム仕上(F/M)
カートリッジ・コンバーター両用式
2019年12月に発売された、新しいキャップレス万年筆です。
新機構「ノック&ツイスト式」を搭載。
軸色は、ひとことで言うと赤です。
濃くて暗い赤色です。
でも照明や見る角度によっては赤紫っぽくもあります。
深い深い赤の中に時おり見え隠れする紫み。
という感じでしょうか。
発売前、初めて写真で見た時は
「どこがパープルやねん!」Σヽ(´д`)
て画面にツッコミを入れました。
形もあんまり好みとは言えませんでした。
ところが、予約期間が始まって
店頭で実物サンプルを見てみたら……
「あれ?思ったより好きな色だな…あれれ?」
結局後日、セールとかポイント増量とかで
お安くなるチャンスを狙って購入したのでした。
ちょうど今日、ナガサワさんで実物見てきました。
私もWebで見た時は「微妙な色だな〜デザインもあんまり好みじゃないな〜」って思ってたんですけど…
実際に見たらけっこう好みの色でしたぞ…あれれ?#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/Q7Swk9wwvT— lowsalt_紫文具 (@lowsalt_) November 23, 2019
では恒例の(?)アレやります。
ペン先はクリップ側の内部に隠れています。
反対側をノックすると……
かまぼこ型の穴から……
スチャッと静かに出てきます。
いつものシャキーーーン!ではありません。
ペン先の収納方法も従来とは異なります。
つまみ部分を少し回すだけで
勝手にススーッと、極めて静かに引っ込みます。
片手でできます。
あと、ノックだけでなくつまみ部分を回して
ペン先を出すこともできますが
かなり回転させないといけないので
この時は両手で持つ必要があります。
なぜか公式サイトには載っていない方法なので
自己責任でお願いします……
ちょこんと覗くペン先がすごい好きです。
この溝はちょっと謎。
軸色「ブラックマット」ではこの部分だけが赤色で
アクセントになってるんですが
パープル含め他の軸色では黒い目立たない溝。
パイロットの宝飾加工技術が活かされた中央リング。
写真で見るより実物の方が綺麗です。
軸もツヤツヤとして美しいです。
分解。
今は純正カートリッジをさしています。
従来のキャップレスとの比較。
ノック部は従来よりも細いです。
逆に根本のつまみ部は大きくて
その辺りがなんか不格好に見えちゃうんですよね……
手に持ってみるとさほど気にならないのですが。
中身(ペン先など)は互いに入れ替えて使えます。
(キャップレスフェルモは持ってないのでわかりません)
だいたいの重さ。
キャップレスデシモ:約20g
キャップレスLS:約40g
キャップレス:約30g
軸がかなり重いので、力を入れなくてもスルスルと書けます。
所有してるキャップレス万年筆は7本になりました。
それぞれについてはこの記事の最後に
関連記事としてリンクを貼っておくのでよろしければご覧ください。
紫色にこだわる私が「ギリ赤紫…か?」と首を傾げつつも
買う気にさせられてしまったキャップレスLS。
なんというか、写真写りで損してるというか……
写真→軸の美しさ半減、ノック部周辺の不格好さが目立つ
肉眼→軸の美しさに目を奪われ、ノック部周辺は霞む
……ということかなー
実物見たら欲しくなる不思議ー
こんな事言うと当ブログの意味がなくなるけど百聞は一見に如かずってやつー!
コロナが収束したら……どうぞ…店頭でご覧ください…… orz
以上、「キャップレスLS」のご紹介でした!
《2021.10.8 追記》
キャップレスLSに不具合が見つかったそうです。
既に所有している人は無償で部品の交換をしてもらえますが
早くても11月になるとのことです。
それを受けて一時的に販売を休止しているお店もあります。
Twitterでは情報が出てすぐつぶやいてたんですが
ブログに追記するのを忘れてましたスミマセン。
さっき臨時のメルマガが来ました。
「キャップレスLSの不具合に関するお知らせ」https://t.co/Fp0gnsBwkF— lowsalt_紫文具 (@lowsalt_) July 27, 2021
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