紫色の文具コレクター・lowsaltです。
本日、9/23は万年筆の日!
なので今回は、ちょっと変わった万年筆(?)をご紹介。
(高級筆記具にしては)シンプルな箱に入っています。
それでいいと思います。
厚手のフェルト生地(?)で出来たペンシースが付いてます。
さてさて、こちらは……
コンバーターとカートリッジが使える
万年筆のようなガラスペンです。
ペン先を何度もインク瓶に突っ込む必要がなく
インクを入れたまま持ち歩けるという、魅力的な製品です。
「ガラス万年筆」とも呼ばれています。
これが万年筆なら
万年筆インクが使えるタイプのローラーボールも
万年筆では?とか思ったりしますが
まあそれは置いといて。(´ω`=)
上『ヤーチンスタイル ネオン・コレクション/アメジスト・クオーツ SV』
定価:30,000円+税
見た目の色:青寄りの紫色とくすみピンクのグラデーション
下『ヤーチンスタイル Dainty(デインティー)ラベンダー』
定価:24,000円+税
見た目の色:キャップ=ピンク地に紫の模様、軸=淡い紫(ラベンダー)
雅流 YachingStyle(ヤーチンスタイル)は
台湾のYa-Ching Laiさんが手がけるガラスペンブランド。
短い方のDaintyは、ヤーチンスタイルと
大阪のデルタジムサービス(ギフショナリー・デルタ)との
共同企画で、9/20に発売されたばかりです。
ネットで予約注文していたので、発売翌日に届きました。
長い方のネオンは数ヶ月前から所有しています。
デザインとしては、ネオンのグラデーションが好きです。
綺麗に撮れてないけど orz
ネオンも通販で購入したんですけど
首が曲がってるのが届きました orz
相変わらずのくじ運の悪さです。
でも書いてる最中は全然気にならないので
このまま使っています。
長さ比較。
キャップをはずしたところ。
キャップは軸の後ろに装着できます(ねじ式)
初期装填されているコンバーターは
ネオンがモンテベルデのアーティスタ用
Daintyがカヴェコの物でした。
ペン先の形も気に入っています。
どちらも先端が長細くなっていて
書いている文字や線が見やすい形状です。
ネオンは何回か使用した後なので
若干ペン先に色が残っています。
何度も洗浄したけど落ちなかったの……
基本的な使い方は万年筆と同じです。
コンバーターにインクを入れたよ!
ネオンには色彩雫「紫陽花」
Daintyにはインク工房「453」
MDノートに書き比べ。
するするっと書けます。
楽しいですウフフ (´ω`=)
……が、ちょっと残念ポイントも。
普通のガラスペンは
少しずつ回しながら書くと良いと言われます。
それはすべての溝にインクがたまっているからです。
しかしこのガラス万年筆は
インクが下りてこない溝があるようで
回していると急にかすれたり書けなくなったりします。
回さずに(万年筆のように)書けば大丈夫でした。
2本とも同じような状態ですが
たまたまそういう個体を引いただけの可能性もあります。
なんせくじ運が悪い人間ですから……
もちろん普通のガラスペン(つけペン)のように
インクをペン先に付けて使用する場合は
回しながら書くことができます。
普通のガラスペンとして書いた時の写真(紙:OKフールス)
※インクを付けすぎると奥まで入ってしまい
首軸ごと洗浄が必要になります。
《2019.9.25追記》
【カートリッジインクについて】
どちらもヨーロッパタイプのものが使えます。
(詳しくはググってね!)
写真はDaintyにファーバーカステルの
カートリッジをさしています。
(使用紙:ロディアドットパッド)
【なかなかインクが出てこない時は】
カートリッジをぐっとつまんだり
コンバーターのつまみをちょっと動かして
インクをペン先にほんの少し押しやるといいです。
※押しすぎると当然ボタ落ちしますので気をつけて!
【持ち運びは慎重に】
「インクを入れたまま持ち運べる」とは書きましたが
情報としては知っていても
実際にやってみたことはありませんでした。
(私が文具を愛でるのは主に自宅なので)
……というわけで自分で軽く試してみたよ!
縦型のペンケースに上向きに立てて入れて
それをショルダーバッグに入れて
半日ほどお出かけしてみました。
結果、インク漏れはありませんでした。
でも普通の万年筆より漏れやすいとの話も
ちょこっと聞いたので
持ち運びは慎重に!上向きで!
※個体差もありますし、インクが漏れて色々汚れても、私は一切責任を負いません。
《おまけ情報》
ネオンとDaintyで首軸が付け替え可能です。
キャップの付け替えは不可なので
片方はキャップがしまらなくなるけどね。
以上、ヤーチンスタイルのガラスペン(ガラス万年筆)のご紹介でした!
外部リンク:「Daintyラベンダー」の通販ページはこちら
《関連記事》
過去記事でも、ネオンを普通のガラスペンとして使用しています。