紫色の文具コレクター・lowsaltです。
本日は、入手する度にご紹介してきたあのシリーズが、久々に!
パイロット ノック式万年筆(キャップレス万年筆)
『キャップレス 花菖蒲』
発売:2022年12月
定価:33,000円(税込)
ぺン先:18K(EF/F)
カートリッジ・コンバーター両用式
JAN:4902505662294
付属品
:ボトルインク 色彩雫「紫式部」50ml (定価1,650円)
:コンバーター CON-40(定価440円)
:カートリッジインキ ブラック1本
:箱、説明書、保証書
「PILOT販売員」がいる店舗でのみ販売される限定品です。
通販はありません。
PILOT販売員とは、所属がその店ではなくパイロット側の人ということだと思います。
対象店舗の一覧とかはないようです。
パイロットに聞けばもしかしたら教えてもらえるのかもしれないけど、問い合わせてないのでわかりません。
高級筆記具売り場の広い文具店や、百貨店が該当する可能性が高いと思います。
ペン先はEF・Fがあります。
EFの方が入手しにくいです(人気のためか生産数の違いかは不明)
開封の儀!
バァーーーーン!
花菖蒲の写真入りのカードは台紙に貼り付けられています。
きれいに剥がすのは難しそうです。
箱も小物入れとかにできそうな、程良いシンプルさ。
軸の細い「キャップレスデシモ」の方が人気なのか、限定色も多く出ていますが、個人的にはこの「キャップレス」の方が持ちやすくて(自分の手に合っていて)好きです。
なので久々の「紫色のキャップレス」に興奮しております!
軸色は紫と白のグラデーション。
大人っぽい色味です。
パーツは金色。
筆記時、下になる側に「PILOT JAPAN」の文字。
では、恒例の(?)アレやります。
ペン先はクリップ側の内部に隠れています。
反対側をノックすると
かまぼこ型の穴から……
シャキーーーン!って出てきます。
ペン先も金色でいいですねえ。
キャップはなくても、内部のシャッター機構でペン先が乾きにくくなっています。
新品はダミーのカートリッジが付いています。
いつもそうですがスルスル〜っと非常に書きやすいです。
キャップを付け外しする手間もいらず、持ちやすく、またお気に入りが増えました。
紙:ニーモシネ
これで私の持っている「キャップレス」は3本になりました。
クリップやペン先の色も、金・銀・黒でそれぞれ個性的です。
(´∀`=)ウフフ
「キャップレスシリーズ」としては所有10本です。
それぞれについては、この記事の最後に関連記事としてリンクを貼っておきますので、よろしければご覧ください。
《おまけ》
今回もなかなか思い通りの撮影ができず、試行錯誤(迷走)しました。
その痕跡をここに…残しときます…
写真の出来が納得いかなくて、何度も撮りなおしました。
これは取り急ぎTwitterにUPした、いまいちな1枚(クリップ側に黒い影が入りすぎ)
オシャレ感を演出しようとしてよくわからんオブジェと撮ったの図。
20年ほど前に2千円で買った、メキシコ製のキャンドルホルダー。
万年筆との相性が良くない便箋と撮ったの図。
ちょうど花菖蒲の便箋があるしこれに書こ→万年筆向きの紙じゃないやん、他の紙に書いて乗っけて撮ろ→万年筆向きじゃないのに一緒に撮ったら読者さんに誤解を与えるのでは…?
※この便箋にはちゃんと注意書きがしてあって、万年筆より筆ペンや水性ペンが適しているそうです
《補足》
PILOT販売員店限定キャップレスは毎年12月に、ボトルインクとセットで発売されています。
今まで紫色じゃなかったから、しっかり認識していませんでした。
コロナ禍での、田舎暮らしに優しくない販売方法は、一時的にでもやめてほしいと思います。
(ターゲット外と言われればそれまでやがな)
あと、最近の経済のアレで年々値上げされています。
セットのインクは限定色じゃないし、万年筆だけにしてその分安くしてくれないかな…
歴代のPILOT販売員店限定キャップレス(税込価格)
2023:Whisky(ヴィスキー)38,500円(2024.1.11追記)
※スペルミスで初めは「Wisky」として販売、後に修正されたもよう
2022:花菖蒲 33,000円
2021:Bamboo Forest(バンブーフォレスト)27,500円
2020:Wish(ウィッシュ)24,200円
2019:Azure(アズール)
2018:Deep Sea(ディープシー)
2017:Moon Light(ムーンライト)
2016年にはMoon Lightの色違いっぽく見えるSunset Blue(サンセットブルー)というのが出ていますが、東京限定(?)だったらしいです
《余談》
師走に突然飛び込んできた、花菖蒲の情報。
伊東屋と丸善の(数店舗の)Twitter投稿で知りました。
最初どういう意味の限定かいまいちわからず、そのうち詳しい情報が出るかなと思ってたんですが、年が明けても何もなく。
「あれ…?もしかしてのんびりしてたら売り切れるやつ…?」
と気づいて、うん時間かけて京都に行き、高島屋で買ってきました。
告知は店頭と、販売店のSNS投稿のみだったようです(ブログもあるかも)
パイロットの公式SNSにもプレスリリースにも載っていません。
「パイロット万年筆便り」にも載っていません。
パイロット万年筆便りとは、高級筆記具(万年筆だけかも?)に付属してる「お客様登録はがき」で申し込むメールマガジン(大した情報は載っていない)です。
今まで万年筆20本くらい買った私でも登録はがきが付いていたのはほんの数回。
もしかしてこれも販売員がいる店じゃないと貰えないとかなんだろうか…?
と思ったけど花菖蒲にも付いてなかったよ。
もっと「売る気」を前面に出してくれてもええんやで……
以上、『キャップレス 花菖蒲』のご紹介でした!
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