紫色の文具コレクター・lowsaltです。
今回は『文具女子博in大阪2023』をメインに、『神戸ペンショー2022』や他の文具女子博のイベントレポートを書きます。
左:文具女子博in大阪2023会場入口前
右:神戸ペンショー入場時のノベルティ(コットントート)と入場券
見て触って買える!文具の祭典
『文具女子博in大阪2023』
2023年4月20日(木)~23日(日)
10:00~17:00(最終入場16:30)
※最終日10:00~16:00(最終入場15:30)
入場料
20・21日:750円(税込)
22・23日:850円(税込)
※発券手数料別 ←ここ重要
『文具女子博in大阪2023』プレミアムタイム
2023年4月19日(水)16:30~18:30
(入場受付開始15:45、最終入場18:00)
入場料:1,400円(税込)
※発券手数料別 ←ここ重要
※チケットは抽選販売
全日程共通事項
・再入場不可
・入場チケットは事前購入(イープラス)のみで、会場での当日券なし
会場:大阪南港ATCホール A~Cホール
出店ショップ数:103
私はプレミアムタイムに行ってきました。
プレミアムタイムとは…運営曰く「通常の開催より入場者数に制限を設けることで、文具女子博でのお買い物をゆったりとお楽しみいただけます」とのことですが、その制限された入場者が何人なのかちょっとよくわかりません。
(東京で開催された文具女子博2019は1,000人でした)
会場のATCホールは、大阪南港ATC(アジア太平洋トレードセンター)のO’s棟にあります。
あいにくの天気で写真が暗いですが、この長い建物の奥の方がATCホールです。
15:50頃会場に着くと、すでに数百人が並んでいました。
でも列は案外スムーズに進んでいき、開場(16:30)の数分後には入場できました。
あんまり写真撮ってなくて…こんなのしかなくてすみません…
運営が「文具女子博史上、最大規模」というだけあって、会場はとても広いです。
素敵文具だらけの夢のような空間に目移りしちゃいますが、まずは事前にチェックしておいた、絶対欲しい商品を確保します。
気を抜いてると売り切れることもあるので、下調べは鉄則です。
(売り切れても構わん!偶然の出会いこそ至高!という方は別)
とくにデルフォニックスのカスタムロルバーンはブースの前に列が出来てて大人気でした。
目的の物をゲットしてから、まだ持ってない紫色を求めて会場を三周くらいしました。
やっぱりまだまだ薄紫が多い印象です。
もちろん薄紫も(ちゃんと紫みを感じられれば)好きですよ。
でも集めてるうちに欲張りになって、もっと「幅広い紫色」も見たいなあ…って思っちゃうんですわ。
お会計も素早く済んで、1時間ほどで退場。
人だかりの出来ているブースもありましたが、身動きが取れなくなる程の混雑ではなく、余裕を持って回れたと思います。
ありがとうプレミアムタイム…
(私は紫しか興味ないのでこんな感じですが、じっくり見たい人には2時間でも足りないかもしれません)
あと、会場の照明は電球色(橙色)でした。
極端な色ではなく、なんとなくオレンジがかった感じ。
普段自分が過ごしている昼白色・昼光色の明かりと違うので、物の色がわかりにくかったです。
買う前に実際の色を確かめたい製品がいくつかあったので残念。
例えばワンチャーの万年筆 PuChiCo(先行販売)のハワイアンブルー、紫がかった青なのかただの青なのか判断できず結局買えませんでした(スタッフさんに聞いたとしても自分の基準と合致するかはわからない)
今回に限らず、照明が電球色だったり暗すぎたりするイベント会場・お店はよくあります。
ちなみに今まで行った中で店内が最も暗く、ほとんどの商品の色が判別できなかったのは、南青山の書○館(ググったら同じような意見の人がいて安心)
ついでに…大阪南港ATCについて
早く来すぎたor時間が余っても、同じ施設内に立ち寄れるお店がけっこうあります。
飲食店もたくさん。
昔はもっと閑散としてたのになぁ(うん十年ぶりに行った)
おすすめは、ITM棟にある文具&ファンシーグッズの「COMPASS ATC店」さん。
では私の購入品をご紹介!
一緒に写っている戦利品のカード、前は会場内の所定の場所で貰わなければならず忘れがちでしたが、今回は会計時に袋に入れてくれたので助かりました。
【1】クツワ KUTSUWA/HiLiNE 携帯はさみ/パープル(凪)/品番:SS120PU/660円/ボールチェーン付き・淡色シリーズとしては6色展開/先行販売品(2023.6月発売予定)/小さいハサミまとめ記事に色違いを2つ掲載
【2】マトカ MATOKA(エルコミューン)/Point ブックカバー/Wooper Violet/品番:XBJ-035/1,210円/文庫サイズ・複数柄展開/文具女子博限定カラー。ウーパールーパーのワンポイント(レインボー箔)入り。他にペンケース・フラットペンケースがあります
【3】尚雅堂 SHOGADO/カット友禅紙/chic3/品番:90012/242円/23×31cm・1枚入・複数柄展開/文具女子博限定品
【4】尚雅堂 SHOGADO/リングノート/chic3/品番:227373/1,980円/裏表紙も同じ柄・ゴムバンド付き・A5・120ページくらい・4mm方眼罫・複数柄展開/友禅和紙を使用したシリーズの新作
【5】尚雅堂 SHOGADO/GARDEN ぽち箋セット/Ki/品番不明/0円(275円?)/ぽち袋2枚+ぽち箋3枚・複数柄展開/草木の柄が和紙に印刷されています。尚雅堂のブースで税込500円以上購入するともらえるノベルティですが、おそらく公式ショップで275円で販売されているものと同じだと思います
【6】YU〇「yuEN」(蝶屋物産)/織ぺん 遠州綿紬/パープル系/品番不明/2,200円/ノック式油性ボールペン・初期装填芯はゼブラのK-0.7/日本各地の伝統的な織物を軸に巻きつけたペン。数多くの色柄があり、織物の種類によって値段が異なります/今までにもイベント等で目にしていましたが、ぱっと見では紫色がなさそうだったのでスルーしていました。今回はブースに出ていたサンプルの中に紫があったので立ち寄り、色々見せていただいて同じ物をゲット/他にシャープペンも存在します
【7】ツバメノート TSUBAME NOTE/パステルスクエアシリーズ(ノート)/おそらくラベンダー/品番:S6500/300円/5色展開・128×128mm・80ページ・フールス紙・5mmドット方眼/イベント限定品
【8】ツバメノート TSUBAME NOTE/バイブルサイズリフィル/おそらくラベンダー/品番:R7600/350円/5色展開・95×170mm・60枚+表紙3枚・フールス紙・5mmドット方眼(横罫もあり)/システム手帳用リフィル。1袋に表紙が3枚も入っているのは、試験的な製造でそういう珍しい仕様になったそうです。イベント限定品
【7・8】限定という言葉に負けて買いましたが、色が薄すぎて紫なのかどうか判別が難しいです(ピンク寄りなのは確かです)
【9】マービー MARVY/ルペン(LePen)6本専用ケース/品番:4300-6CASE/990円/水性染料ペン/好きな色を6本選んでケースに入れてもらえます。この売り方?が限定で、ケース自体は市販のセットと同じ形。ペンも通常品(単価165円)ですが、全色揃って見られる機会はなかなかなく良い体験でした/私が選んだのはルペンフレックス(細筆)アメジスト、ルペン(極細0.3)アメジスト・ペールモーヴ・ウィステリア・オーキッド・ペリウィンクル
【10】アンテリック Anterique/ゲルインクボールペン GP1/色名不明/品番:GP1-5CV/275円/キャップに見える部分が実はノック部。反対側からペン先が出ます。初期装填芯はぺんてるのエナージェル(0.5mm ニードルチップ バイオレット)/色違いを載せた記事はこちらとこちら
【11】ビージーエム BGM/石柄/バイオレット/品番:BM-SPIG005/396円/20mm×5m・6柄展開/薄紫と紫のマーブル模様+金の箔押しマスキングテープ。新作
【12】ビージーエム BGM/ライフ 箔押し/海列車/品番:BM-LGCA087/308円/15mm×5m・色柄豊富/紫、青、ピンクが入り混じる風景の中を列車が走る柄+金の箔押しマスキングテープ
【13】ビージーエム BGM/アラビアンナイト/夜の帳/品番:BM-SPAN003/330円/15mm×5m・6柄展開/紫と濃い紫のアラベスク風模様+金の箔押しマスキングテープ/もう持ってたのにすっかり忘れてまた買いました
【14】bande(西川コミュニケーションズ)/マスキングロールステッカー 桜の花びら/宵/品番:BDA675/550円/15柄 160枚/文具女子博および公式ネットショップ限定カラー。今年購入できる機会はもう終了(ネットも売切)だそうです。ということは来年も買える?/「桜の花びら」シリーズは今年リニューアルしてリアルさがUP、この[宵]は夜桜をイメージ。他にピンクの[咲]と、散る花びららしい[舞]があり、それらは通常品なのでいつでも買えます
【3・4】
尚雅堂の「chic3」柄の小物は色々持っています。
(この写真は過去記事からの再利用です)
友禅和紙を使用したシリーズで、色柄も種類も豊富。
【10】
いつの間にか新しいのが出ているアンテリックのペン。
【11〜14】
マステメーカーのブースも相変わらずたくさんありました。
(右端は比較用に貼った旧バージョンの桜の花びら)
今まで記事にしそびれていた他イベントについても少し書いておきます。
『オンライン文具女子博 Winter』
2022年1月21日(金)~27日(木)
会場:公式オンラインショップ
入場料:無料
送料:1,080〜2,480円(配達地域により異なる)
出店ショップ数:72
購入品
・コクヨ KOKUYO/文具女子博オリジナルCampusノート/7mm横罫×30行、30枚(60ページ)
・アーティミス artemis/22文具女子博セット/文具女子博柄のフリーサイズブックカバー(マイティジャケット)と、文房具柄のバンド付きペンケース(赤)のセット。紙のように見えて紙じゃない、水に強い丈夫なポリエチレン不織布で出来ています
・クオバディス・ジャパン quovadis/文具女子博限定 ブロックロディアNo.10 インカラー/パープル/品番:cf10icpu/とても小さいNo.10のカバー+ロディア1冊。インカラーはNo.11用(A7)が多く、No.10用(A8)は非常に珍しいです
・アンテリック Anterique/文具女子博オリジナルボールペン2021/ラベンダー/外見はアンテリックのMP1S-CCV(シャーペン)の色違いといった感じ/MP1S-CCVが登場する記事はこちら
・ゼブラ ZEBRA/文具女子博オリジナルマイルドライナー 3本セット/マイルドコーラルピンク、マイルドバイオレッド、マイルドスモークブルー
・ビージーエム BGM/文具女子博オリジナルフレークシール/15柄、計45枚入り
・共和 KYOWA/文具女子博オリジナルオーバンド2021/中身も紫色の輪ゴム。サイズ#16、30g入り
・FLAT(高田織物)/畳縁で作った小銭入れ、ペンケースセット/紫/文具女子博限定の柄。紫色の部分はだいぶ濃いです
『文具女子博 インクじかん・デコじかんin京都』
2022年9月28日(水)~10月2日(日)
会場:ジェイアール京都伊勢丹10階 催物場(京都駅ビル内)
入場料:600円(税込)※発券手数料別
出店ショップ数:27
京都駅名物・大階段を昇っていくと会場入り口。
(エレベーターを使う別ルートもあります)
出店数が少ないので比較的短時間で見て回れました。
購入品
※この写真は過去記事からの再利用
・東京スライダ/タチカワGペン付きペン軸/色名失念/品番:SLM301VG/何らかの限定品?ツキネコブースにて購入
・日本出版販売/Fonte(フォンテ)キャップ/ラベンダー/品番不明/別売りの万年筆・ローラーボール・筆ペン・ガラスペンのキャップとして使えます
・日本出版販売/Fonte(フォンテ)インクカートリッジ/パープル/品番不明/5本入/別売りの万年筆・ローラーボール・筆ペンにセットできます(欧州規格)
・日本出版販売/Fonte(フォンテ)インクカートリッジ すみっコぐらし/ソフトパープル/品番不明/10本入/隣のパープルとは異なる色です。別売りの万年筆・ローラーボール・筆ペンにセットできます(欧州規格)/すみっコぐらしデザインのローラーボールも出ています
・メーカー不明(ワールドクラフトかも?)/文具女子博オリジナルマスキングテープ/柄名・品番不明/マスキングテープくじに入っていたマステ。「Happy 文具パレード」をテーマにしたオリジナルマステ3種の内の1つ
・セーラー万年筆 SAILOR/文具女子博オリジナルインク/#013 Happy ラベンダー/品番:13-9451-201/万年筆用染料インク20ml/2022年1月のオンライン文具女子博では売り切れて買えなかったやつ
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『神戸ペンショー2022(KOBE Pen Show 2022)』
2022年11月12日(土)~13日(日)
会場:北野工房のまち3階
入場料:500円(税込)
※前売り券なし、当日受付にて支払い
出店ショップ数:33
私が前に参加した2019年と違う点
・建物裏の駐車場で整理券を配布、その番号順に入場
まず9:00までに来た人は抽選箱から整理券を引きその番号で入場順が決まり、その後来た人は来た順に配布
(スマホで順番待ちの状況がだいたいわかるので整理券を貰った後はその場にずっといなくてもOK、開場は10:00)
・入場券はナガサワ文具の割引券ではない
・北野工房のまちにあったナガサワ文具は閉店(休業?)してるのでついでに寄れない
・若い来場者がやや増えた?(気のせいかも)
あと残念なのは、整理券の抽選場所が喫煙所(扉なし煙ダダ漏れ)の前だったこと。
券を引くために並んで待ってる間、ずっと副流煙を吸う羽目に…しんどかった…
そんな思いをして掴んだ番号は、9時までに集まった人(約200人)の中でたぶん一番最後 orz
くじ運なさすぎだろ自分…
購入品は以下の3点
※この写真は過去記事からの再利用
・ペンネジューク Penne19 ×工芸装置/伊豆の国ピオーネジャム ガラスペン/品番不明/静岡県の名産品をイメージしたガラスペン。細字・中字・太字あり。名前に「ジャム」が付かないロングバージョン(伊豆の国ピオーネ)もあり。数本並んでいた中から、全体のバランスが一番好みだった1本を買いました
※この写真は過去記事からの再利用
・文具館コバヤシ× HASE硝子工房/ガラスペンケース/バイオレット/品番不明/ガラスペンなど太めのペンを6本収納可能。製造はレイメイ藤井
※この写真は過去記事からの再利用
・SHINARI(シナリ)/M5スクエアバインダー/パープル+グレー/真四角な本革5穴システム手帳バインダー。バンド・本革下敷き付き/会場でカラーオーダーして後日送っていただいたもの。できれば全部紫がよかったのですが、できないので差し色にグレーを選びました。内側に「Special Order」と刻印が入っていて特別感ありです
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以上、イベントレポートでした!
↓あとで消すかも…
《一応ご報告》
明日から新型コロナ感染症が5類となり、文具系のイベントもさらに賑やかになるかと思います。
私も車で日帰りできる範囲なら、今回の記事に書いたように少しずつイベント参加していますが、コロナ禍前のような蒐集活動(都会に数日滞在して文具店巡り)はまだまだ先の話になりそうです。
実は今年、同居の父がコロナで3週間入院し、人工呼吸器一歩手前までいきまして…(おそらく本人が参加した地元の寄合で伝染った)
再び感染させるわけにはいかないので、今後も流行の様子を見て慎重に行動していきます。