うちの母はこだわりの強い人です。
頼まれて買い物をする時は、希望通りの物を探すのが大変です。
そんな母が「シャーペンは絶対こういうのじゃなきゃ嫌」と言う条件があります。
・芯がサイドノック式
・回転繰り出し式の消しゴム付き
両方そろってないと駄目だそうです。
ついでに母自身が買う時は「100均並に安い」という条件も加わります。
この3点にピッタリ当てはまって母が愛用してるのがこちら!
『トンボ スピノ シャープペンシル 0.5mm 透明パープル』
定価は税抜き200円。
購入価格は120円くらいだったので「安い」条件もクリアです。
パープルは私のコレクションで、母が使っているのは透明ピンクですけど。
母のお気に入りサイドノック。
クリップに「SPiNO」、回転繰り出し式消しゴム付き。
ラバーグリップで持ちやすいです。
サイドノックの仕組みが透けて見えます。
母はこれをもう何年も、ずっと使っています(一度壊れて今は2代目)
ですが最近、ちょっと欲張りになったようで(?)
上記と同じ条件で「『もっといいの』ないか」と聞いてきました。
実際は「サイドノック」とか「繰り出し」とかの名称を知りませんから
抽象的な表現で私に「こういうの探して」とリクエストしてきます。
さらには芯の太さに0.5以外があることも知らないので
0.5以外を渡そうものなら太いとか細いとか文句を言うでしょう。
……簡単なようで、実は意外と見つからないんです。
繰り出し式消しゴム付きのサイドノックのシャープペンシル。
ググってみても出てくるのはほとんど廃番品ばかり。
現在、普通に売られていて入手しやすいのは、「モノグラフワン」です。
調べてみたところ、スピノは2015年に廃番になっていて
モノグラフワンが後継品みたいな感じ、のようです。
同じメーカーだし、これでいいじゃん!(・∀・)
値段は上がるけど私が買えば別に問題ないよね!(・∀・)
と、モノグラフワンのピンクを買って渡したのですが
しばらく使った後、またスピノに戻ってしまいました。
理由は「ペン先が引っ込まないから」
そう、スピノはシャーペンの先を軸内に引っ込められるけど
モノグラフワンはそれができないんですよね……
「尖ってるのが嫌」だそうです。
それならばと鉛筆キャップ的なものを薦めても
「めんどくさいから嫌」だそうで……こんにゃろうw
今使ってるスピノが壊れたらどうしましょう (´∀`;)
ネットではもう売ってるところが見つからないし。
今度、実店舗で見かけたら予備として買っとこうと思います。
以上、『トンボ スピノ シャープペンシル』のご紹介でした!
《2020.8.25 追記》
モノグラフワンもいつの間にか廃番です。