個性重視・適度な重さの低価格万年筆、オート『デュード(Dude)』バイオレット 〜ついでにボールペンもご紹介〜

万年筆・万年筆インク
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本棚の組み立てで手首を痛めた不器用人間・lowsaltです。
ところでTVの影響で万年筆&インクが盛り上がってますね!
実際売れているのかどうかは知りませんが
ここ数日、万年筆のツイートが急増しているので
話題になっていることは確かです。
※情報収集ツールとしてYahooのリアルタイム検索を利用しています。

遅ればせながら私も万年筆を載せましょうかね……
よっこらしょ……ヨボヨボ……

 
そんなわけで本日の主役は
個性派の廉価万年筆『デュード』です。
ついでに同シリーズのボールペンもご紹介。

 


 
万年筆もボールペンも見た目そっくりですね。
両端が丸っこいのが万年筆です。

 


 
紫色の部分は同じ長さですが
全体としてはボールペンの方が少し長いです。

 

ではひとつずつ見ていきましょう〜
 


 

まずは万年筆!
 

 
オート 万年筆『デュード(Dude)』バイオレット
 
定価:1,500円+税
ペン先:M(中字)のみ
方式:カートリッジ(コンバーターも海外他社品で使えるものがあるらしい)
サイズ:全長135mm
重さ:25.0g

 
昔は万年筆というと高級品のイメージでしたが
最近は手頃な価格で初心者向けの物がいろいろ出ています。
国内メーカーで定価が1,500円(+税)以内だと
カクノ、プレピー、プレジール、ハイエースネオ、ペチット1
ペン習字ペン、ふでDEまんねん、デスクペン、など。
ただ、だいたいプラスチック軸で、軽いんですよね。

 
定価1,500円(+税)以内の国内メーカーに絞って
・みんな持ってるのは嫌、個性的なのが欲しい
・軽い軸より重い軸が良い
という方におすすめなのが、デュードです。

 
…と言いたかったのですが、この記事をあらかた書き終わって
あらためて調べたところ……
 
バイオレットは廃番かもしれません。
ボールペンは廃番

※万年筆はまだネット上に在庫あり!(↓)2025.1月現在

 
公式サイトではそういった情報が見つけられませんでしたが
売っているお店がネットでも非常に少なくなっています。
ボールペンに至ってはAmazon・楽天・Yahoo、全滅です。
特にヤフーショッピングには棚ぼた狙いの高額無在庫屋しかいません。
(2019/5/18現在)

 
デュードの欠点は「店頭であまり見かけないこと」で
だからこそ、他人と違う物を持ちたい人にお薦めだったのですが。
元々取り扱い店が少ないのに、今後は輪をかけて入手しにくくなるかもしれません。
見つけたら買っとこうぜ!
…… (`;ω;´)

 
では気を取り直して続きを。

 

 
カチッとしまるキャップ。
「OHTO MADE IN JAPAN Dude」の文字は控えめな色です。
少し盛り上がった印刷で、光の当たる角度によって
はっきり見えたりほとんど見えなくなったりします。
個人的にはお気に入りポイントです (´ω`=)カッコイイ

 


 
中央は六角軸ですが、キャップ先端とお尻の方は丸軸です。

 


 
クリップ付き。

 


 
漂う高級感と金属のキラキラ感が素敵。

 


 
角度で軸の色が違って見えるの、わかりますか。

 


 
線幅はM(中字)相当のみです。

 


 
分解。
カートリッジ2本が軸の中に入っています。
 


 

次はボールペン!
 

 
オート 水性ボールペン『デュード(Dude)』バイオレット
 
定価:1,000円+税
ペン先:0.5mm
サイズ:全長139mm
重さ:29.2g

 
見た目は両端以外は万年筆とほぼ同じです。
なので特に語ることもなく。
写真をズラッと載っけときます。
 


 
0.5mmの水性ボールペン芯が入っています。
 


 

次に、書き比べです(MDノート使用)
 

 
万年筆はペン先にインクを付けて書きました。
何のインクだったかは忘れました。
撮影が半年前なので……(またそれか)
次にこういう事する時はインク名メモっときますスンマセン……

 


 
ボールペンは適度な重さでとても書きやすいです。
万年筆は……
正直言って書き味は(廉価万年筆一番人気の)カクノに劣ります。
Amazonのレビューをざっと見たところ
インクが「掠れる」「掠れない」
ペン先が「硬い」「柔らかい」
それぞれどちらの感想もあります。
個体差があるのかもしれません。

 


 

最後に、オート社の他の筆記具と色比べ。
 

 
上から
・ニードルポイント スリムライン(パープル)
・ビビック(パープル)
・デュード(バイオレット)

 
上の2本はお店で比較的よく見かけるパープル軸。
だいぶピンク寄りの色です。
デュードはそれよりも暗めの落ち着きのある紫色です。

 
《補足》
プレジールも軸に「金属感」がありますが
重さはデュード25g、プレジール15.4gと差があります。
たまにしか使わないならプレジールの方が
インクが乾きにくいのでおすすめなのですが
今回重視してるのは「重さ」と「他人とカブらない事」なので詳しくは語りません。

 

以上、オート『デュード』のご紹介でした!
 

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